【オンライン秘書】とは?

フリーランスの人達

オンライン秘書とは?

オンライン秘書とは、オンライン上でバックオフィス業務の依頼が出来るサービスです。

2014年頃からサービスがスタートしており「秘書」と言っても、一般的な秘書とは異なり、WEB関連やマーケティングなど、幅広い業務を請け負う会社が多いです。

依頼内容に応じて専門の人材が対応する事が可能なので、大手企業からフリーランスまで、オンライン秘書を利用する会社(企業)も幅広いです。

オンライン秘書の料金相場は?

自分で依頼者を探すサービスの場合は、初回500円で依頼が出来て、オンライン秘書専門の会社の場合1か月約5万円~12万円くらいが相場です。

オンライン秘書のデメリットは?

オンライン秘書のデメリットは、多くの会社がアシスタントの指名や変更出来ないです。

会社によって1か月で利用時間を消化出来なかった場合、繰り越しが出来ない/繰り越しに別途費用が発生する為、事前に依頼する時間の把握や、大まかな時間の管理が必要です。

最初に依頼をする場合、マニュアルも必要になるので、最初の依頼時には多少時間がかかります。

フリーランスに直接依頼をするサービスHISHOSUPPL(ヒショサプリ)は、格安で依頼可能ですが、個人依頼(フリーランス)なので、個人情報や機密情報の取り扱いに注意しないといけません。

オンライン秘書の始まりは?

株式会社キャスター「CASTER BIZ/キャスタービズ」が最初のようです。

現在では、オンライン秘書のサービスを依頼出来る会社は数十社になり、簡単に自社のバックオフィス業務を依頼できる環境になっております。

株式会社キャスター「CASTER BIZ」

2014年に「リモートワークを当たり前にする」をミッションに掲げて創業し、2021年には取引社数累計2,900社を突破しております。

「リモートアシスタント」が認知されていない時期から、「CASTER BIZ」を月額定額で提供開始し市場を形成しております。

2022年、株式会社キャスターは、第一生命保険株式会社を引受先とした総額約13億円の第三者割当増資を実施しており、会社も市場と共に成長しております。

オンライン秘書はなぜ増えている?

雇用よりオンライン秘書

採用コスト増加と、フリーランス増加で利用者も増えております。

2019年度の1人の採用単価は新卒93,6万円、中途103,3万円になります。

フリーランスの増加率が 2019年対比でアメリカが104%に対し日本が141%となっており、フリーランスの増加も求人費用増加の一つと考えれます。

オンライン秘書で依頼出来る業務は?

秘書業務
・アポイント調整(アポの調整/スケジュール管理
・各種手配(チケットの予約/お店の予約)
・メール対応(メール確認から返信)
・資料作成(データ入力/プレゼン資料/報告資料など)
・翻訳(メール対応/外国語の問い合わせ対応など)

営業事務サポート
・リサーチ業務(依頼内容に従ったリサーチ全般)
・プレゼン資料作成
・データ入力管理
・アポイント調整
・見積書/請求書

クリエイティブ(WEB全般)
・WEBサイト管理全般(サーバー管理)
・ホームページ管理(制作/変更/管理)
・SNS管理(制作/変更/管理)
・動画(制作/変更/管理)

人事関係
・求人広告サイト管理
・求人応募者の対応(スケジュール調整/面接調整)
・労務関係
・入社する人の手続きサポート

経理関係
・経理記帳
・請求書/領収書発行
・請求/支払処理
・売上/入金確認
・紙伝票データ化
※クラウドサービス導入対応

その他
・文字起こし作業
・電話対応
・オフラインでの対応

オンライン秘書で働く人はどんな人?

オンライン秘書に登録しているアシスタントは、本当に専門性の高い人材が揃っているのか?調べてみました。

下記は、実際のオンライン秘書の応募から採用までの流れになり、オンライン秘書の面接の体験談によると、「採用試験は思った以上に大変だった」との声も多くあり、面接などで専門性を見て採用が行われている為、依頼時にサービスの品質は保たれているようです。

面接前のエントリーシート
・個人の特定(名前/住所などの個人情報
・職務経歴書
・志望動機
・勤務可能時間
・スキル確認(MOS/ITスキル/WEBスキル/語学力/など)

エントリーシート通過後の面接
・PCスキル(MOS/エクセル/パワーポイント/ワード/など)
・WEBスキルやマーケティングスキル
・語学力テスト(英検/TOEIC/その他の語学力)
・専門的なテスト(簿記/会計/など)

採用までの過程
・面接前のエントリーシート
・エントリー通過したら一次試験
・一次試験の時にスキル判定の為にテストを行う
(実際の資料作成やエクセル作成など)
・WEB面接
(職務経歴の確認、勤務可能時間間の確認など。

オンライン秘書比較してみる

自社で社員を採用する場合、約100万円の採用コストが発生致します。採用後に教育し即戦力になるまでの時間もがかかります。採用後にも退社リスクも伴います。

今後、フリーランスで働く人口も増えていく中、フリーランスやオンライン秘書などで依頼が出来る環境が少しでも社内で確立出ていれば、採用コスト増加のリスクも軽減出来ます。

バックオフィス業務をアウトソーシングする事で、コア業務に集中出来るので、オンライン秘書を検討してみては如何でしょうか?

秘書を採用する時のコスト

面接時に答える新人

オンライン秘書で依頼をするか、自社で秘書を採用するか迷う場合もあります。実際、秘書を採用する場合の給料の相場は2021年で平均年収が355万円になります。

採用コストをかけても退社リスクはつきもの

約100万円採用コストをかけても、退社リスクは常に出てきます。なぜ退社をするのでしょうか?退社の原因を見つける事も採用コスト削減になります。

コア業務に集中し採用0円
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